初めてサビキ釣りに行った日、1時間まったく釣れずに「今日は外れだ」とあきらめかけていました。ところが、隣のおじさんが急に竿を上げ始めた数分後、自分の竿にも一度に3匹。群れが来ると、本当に世界が変わります。
今日10月4日は、「い(1)わ(0)し(4)」でイワシの日。1985年に大阪府の水産関係者の会が定めました。秋は、イワシを狙うサビキ釣りのベストシーズンです。

1. 「鰯」は、弱い魚と書く
イワシを漢字で書くと「鰯」。魚へんに「弱い」です。水から上げるとすぐに弱ってしまい、傷みやすいことからこの字になったと言われています。
名前の由来も「弱し(よわし)」がなまったという説が有力です。弱い魚だからこそ大きな群れで身を守る。その群れのおかげで、私たちは足元の岸壁から釣ることができます。
2. 秋は、港に魚が寄ってくる季節
イワシやサバ、アジなどの回遊魚は、水温に合わせて移動しています。夏から秋にかけて水温がちょうどよくなり、エサになるプランクトンも多いこの時期、群れが港や湾の奥まで入ってきやすくなります。
秋は魚も冬に備えてよく食べるので、エサへの反応がいいのも特徴です。夏よりも暑さがやわらぎ、釣る人にとっても過ごしやすい季節です。
3. サビキは「疑似餌の群れ」で魚をだます
サビキ仕掛けは、1本の糸に小さな疑似餌の針が6〜8本並んだものです。針には魚の皮やビニールが巻いてあり、小魚が食べるプランクトンに見えるようになっています。
そこに、カゴに詰めたアミエビ(コマセ)をまいて魚を寄せる。コマセの煙幕の中に疑似餌が漂うので、群れの中の魚が次々に食いつきます。一度に何匹も釣れるのは、このしくみのおかげです。
4. 釣れないときは、群れを待つ
サビキ釣りは、群れが回ってきたときが勝負です。群れがいないときに場所を転々とするより、コマセをまきながら同じ場所で待つほうが結果につながりやすいと言われます。
周りの人が釣れ始めたら、それが合図。隣の竿の動きは、いちばん確かな魚群探知機です。冒頭の私も、あのおじさんのおかげで釣れました。

5. 狙い目は朝と夕方の「マズメ」
釣り人がよく口にする「朝マズメ」「夕マズメ」は、日の出前後と日の入り前後の薄暗い時間のこと。魚の活性が上がり、エサを追いやすくなると言われています。
特に秋の夕マズメは、仕事帰りでも狙いやすい時間帯。ただし日没後は一気に暗くなり、足元が見えにくくなるので、ヘッドライトは必ず用意しておきましょう。
6. 足元が近い釣りこそ、ライフジャケット
サビキ釣りは岸壁や海釣り施設でできる手軽な釣りです。だからこそ、ライフジャケットを着けていない人をよく見かけます。
岸壁は思ったより高さがあり、落ちると自力で上がるのはとても難しい。家族連れ、特に子どもには必ず着用を。柵のある海釣り公園は、初めてのサビキ釣りにいちばん向いている場所です。
7. 釣ったイワシは、すぐに冷やす
「弱い魚」の名のとおり、イワシは釣ったあとの扱いで味が大きく変わります。クーラーボックスに海水と氷を入れた氷水を用意して、釣れたらすぐに入れるのが鉄則です。
家に帰ったら、小さなイワシは手で開けるので包丁いらず。唐揚げ、南蛮漬け、つみれ汁。自分で釣ったイワシの味は、スーパーのものとはまた違って感じるはずです。
まとめ:秋は、釣りを始めるのにいちばんいい季節
群れが来れば初心者でも釣れる。それがサビキ釣りのいちばんの魅力です。道具も安く、海釣り施設ならレンタルがあるところもあります。
ライフジャケットと氷水だけは忘れずに。群れが来るまでの待ち時間も、秋の海ならきっと気持ちよく過ごせます。
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サビキ釣りは、場所選びで半分決まります。足場や駐車場の情報を先に見ておくと、当日慌てずに済みます。
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使い方は3ステップ
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