【地図記号7選】スマホ地図で見かける謎マーク、本当の意味は?

# 【地図記号7選】スマホ地図で見かける謎マーク、本当の意味は?

スマホの地図アプリが当たり前になった今でも、紙の地図や登山アプリでは「国土地理院の地図記号」が使われている。見たことはあっても、意味を誤解したまま使っているマークは意外と多い。今日はよく見かけて誤解しやすい7つを紹介する。

1. 鳥居 ⛩ は神社だけ? — 実は違う

鳥居の形をした地図記号は「神社」を指す。寺院は卍のマーク。間違いやすいのは、鳥居が立っていても敷地内に本殿がない「遥拝所」や「祠」。地図記号としては本殿のある神社に付く。

2. 卍 は寺院、でも「海外では使えない」記号

寺院のマークは古くからの「万字」。日本国内では問題ないが、海外向け地図では別のマーク(三重の塔)に置き換わっている。訪日観光客向け地図ではだんだんそちらに統一されつつある。

3. 三角点 ▲ は「山頂」ではない

登山地図でよく見るが、三角点のマークは「測量の基準点」。山頂近くに置かれることが多いだけで、必ずしも最高地点ではない。実際の山頂と三角点が数十メートルずれている山も多い。

4. 墓地 ╬ の由来は十字架ではなく「石碑」

墓地のマークは十字架のように見えるが、ルーツは昔の墓標である石柱を正面から見た形。縁起の悪さを連想してか、新しい分譲地の案内図では省略されることも増えている。

5. 工場 ⚙ の歯車は「動力機械」のサイン

歯車マークは工場を示す。もともと蒸気機関や織機の歯車を抽象化したもので、現代のクリーンルーム型のソフトウェア工場でも同じ記号が使われる。

6. 果樹園 と 畑 ─ 丸1つの差で変わる

畑は「∨」のマーク、果樹園は丸「○」のマーク。似ているが決定的に違う。農地の地価や固定資産税にも影響するので、不動産を見るときは地図記号を一度覚えておくと得になる。

7. 自然災害伝承碑 — 2019年に新しく加わった記号

東日本大震災をきっかけに、過去の災害を伝える石碑を示す記号が新設された。古い碑には「ここより下に家を建てるな」という昔の人のメッセージが刻まれていることがある。地図を見るときは、ぜひ注目してほしい。

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地図記号は、ただのマーク以上に「その場所の歴史」が凝縮されている。スマホ地図では省略されがちだが、少し意識して見るだけで、街歩きや旅行の見え方が変わる。

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