東京で本物のメキシコ料理

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エッサイ・ロペズと申します。アメリカから来たけど、メキシコのハーフです。7年間ぐらい東京に住んでいますが、メキシコ料理はよくたべまくります。でも、日本でメキシコ料理はけっこう珍しいですよね。

 

メキシコ料理といえば、どんなイメージがありますか?確かタコスとタコライスと言うことを考えたかもしれません。でも、タコライスはメキシコ料理ではなく、実は沖縄特産品です。もちろんタコスはメキシコの名物だけど、タコスってなんでしょうか?本物のタコスは日本で見つけることができると思いますか?

 

メキシコタコスって何ですか?

タコスとは、トルティーヤ(薄焼きパン)で様々な食材を包んだ料理です。食材は何でも使えますが、一般的には肉、豆、魚介類、野菜などがよく使われます。日本のお米のように、トルティーヤの材料であるトウモロコシはメキシコでは主食とされています。メキシコの人々は、トルティーヤをはじめ、トウモロコシを使った食べ物をほとんどすべての料理に合わせて食べます。

現在では、「タコス」という言葉はメキシコ全土で広まり、今回はメキシコの異なる地域で人気があるタコスの種類について紹介したいと思います!

 

カーニタス・タコス (Tacos De Carnitas)

カーニタスと言う豚ひき肉を使っているタコス

カーニタス・タコスは最も人気のあるタコスの一つで、メキシコ国内外で非常に有名です。カーニタスは豚肉をラードや油で煮込んだり揚げたりして作られます。その結果、肉は非常にジューシーで柔らかく、簡単にほぐすことができます。カーニタスは、ソフトなトウモロコシまたは小麦粉のトルティーヤに、サルサやグアカモレ、玉ねぎ、その他の野菜と一緒に食べることがよくあります。

 

カルネアサダ・タコス (Tacos De Carne Asada)

カルネ・アサダと言うグリルしている牛肉を使うメキシコ料理

カルネアサダは、通常サーロイン、ハラミ、肩ロースなどの牛肉を使い、塩、メキシコのスパイス、ライムジュースでマリネしたものです。ライムジュースは肉を柔らかくするために使われ、その後、グリルまたは炭火で焼かれます。これはメキシコのバーベキューの一種で、通常は細かく切り分けられ、トルティーヤと一緒に提供されます。

 

コチニータ・ピビル (Cochinita Pibil)

本格的なメキシコ料理のコチニータ・ピビル

メキシコ南部のユカタン半島から来た伝統的な料理で、アンノトシードというオレンジがかった赤

い香辛料、ビターオレンジ(またはライムなどの酸性のジュース)、他のスパイスでマリネした豚肉です。その後、バナナの葉に包まれ、ピビルという大きな土鍋でじっくりとローストされます。酸味のあるジュースとスパイスが時間をかけて肉に風味を染み込ませ、肉が柔らかくジューシーに仕上がります。土の香りとほんのりとした甘さが加わり、豊かな風味が広がります。「コチニータ」という言葉は伝統的には「子豚」を意味していましたが、現在では大人の豚の部位が一般的に使われています。

 

ビリア・タコス (Tacos De Birria)

メキシコ西部のハリスコ州が発祥の料理のビリア・タコスです。

ビリアはメキシコ西部のハリスコ州が発祥の料理です。元々はヤギ肉を使っていましたが、現在では牛肉も一般的に使われています。肉は、赤唐辛子、トマト、ニンニク、玉ねぎ、スパイス、香草から作られた豊かな風味のスープでじっくりと煮込まれます。煮込まれた後、肉は非常に柔らかく、口の中でとろけるような食感になります。タコスとしてトルティーヤに包まれて提供されることが多く、チーズを加えて食べると「ケサビリア」になります!

 

ティンガ・タコス (Tinga)

スパイシーソースで煮込んで作られるティンガという本格的なタコス

ティンガは、メキシコ東中央部のプエブラ地域が発祥とされています。通常、 裂いた鶏肉をスパイシーで香り高い「アドボ」と呼ばれるソースで煮込んで作られます。アドボの主な材料はスモークしたハラペーニョであるチポトレペッパーで、これが料理に特徴的なスモーキーでスパイシーな風味を与えます。トマト、玉ねぎ、ニンニク、その他のスパイスがソースに加えられ、豊かで複雑な味わいを生み出します。ティンガは、トルティーヤに包んでタコスとして提供されることがよくあります。

 

モーレ(Mole)

モーレと言う伝統的なメキシコの料理

モーレは実際にはタコスではなく、メキシコや南アメリカ全域で見られるソースで、さまざまな種類があります。チリやスパイス、時にはチョコレートを使って作られ、肉と一緒に煮込まれます。このソースは非常に香り高く、滑らかな食感が特徴です。

 

東京で本物のメキシカンレストラン?

私はメキシコ人だから、もちろん東京の中で最高なメキシコ料理を探してみました。

上記のような郷土料理があるかどうかという私の意見に基づいて、東京で最も本格的なメキシコ料理レストランを紹介します。

 

テピート (Tepito)

テピートは、人気のあるヴィンテージでボヘミアンな雰囲気の街、下北沢にある居心地の良いレストランです。モーレや伝統的なマヤ料理のメチャドなど、本格的で地域性のある料理を提供しており、メキシコ人にも非常に人気があります。もし本場の手作りメキシコ料理を求めているなら、テピトは最適な選択です。また、テピトではテキーラの名匠が厳選した豊富な種類のテキーラも取り揃えています。

レストランのウェブサイトはこちらです。

 

タコス・トレス・エルマノス (Tacos 3 Hermanos)

最近オープンしたばかりの実店舗レストラン「タコス・トレス・エルマノス」は、その本格的なメキシコストリートスタイルのタコスと、オーナーの魅力的な人柄でSNSで話題になっています。オーナーはメキシコに住んでいた経験があり、そこで本物のメキシコの味を活かしたタコスの作り方を学びました。

細部はこちらのInstagramであります。

 

ラ・カビバ (La Cabina)

ラ・カビバは、渋谷の中心にある人気のフードトラックで、ヨーロピアン・クラフトビールを提供する独立系のブルワリーと共用の席があります。このフードトラックはメキシコ人シェフによって運営されており、本格的なタコスや家庭料理、季節限定のスペシャリティメニューが楽しめます。タコスとビールの組み合わせは最高です!

ラ・カビナのFacebookInstagramでお店の情報があります。

 

フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ (Fonda De La Madrugada)

フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダでは、メキシコから来たシェフが手掛ける本格的なメキシコ料理とともに、マリアッチバンドによる伝統的なメキシコ音楽のライブ演奏を楽しむことができます。レストランでは、メキシコの活気ある雰囲気と、最も人気のある伝統的な料理の素晴らしい味を体験できます。

ウェブサイトはこちらです。

 

東京のメキシコ料理のまとめ

メキシコ料理は日本では他の料理ほど一般的ではありませんが、東京はそのグローバルな都市としてのイメージにふさわしく、たくさんの選択肢があります。この記事で紹介しなかった本格的なメキシコ料理を提供する隠れた名店をご存知かもしれません。ぜひ、私たちの何でも情報共有マップくんを使って、特に他のマップでは見つけにくい興味深い場所を見つけて共有することをお勧めします。このアプリでは、例えばメキシコ料理のレストランなど、特定のテーマに基づいて場所を共有するグループを作成できます。ほかのユーザーが作成したグループを見つけて、アプリ内で直接チャットすることもできますよ!

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