毎年、夏から秋にかけてやってくる、あの厄介な訪問者——そう、台風です。
天気予報で「大型で非常に強い台風が接近」なんて聞くと、それだけで気が重くなりますよね。
でも、台風のいいところ(?)は、地震とちがって「来るのが事前にわかる」こと。
つまり、準備する時間がちゃんとあるんです。この「猶予」を活かせるかどうかで、台風の夜の安心感はまるで違ってきます。
そこで今回は、台風が来る前にやっておきたいことを7つ、ゆるっとご紹介します。
1. ベランダの「飛びそうなもの」を片づける
まず最初にやってほしいのが、これ。
植木鉢、物干し竿、サンダル、子どものおもちゃ——ふだんは無害なこれらが、強風にあおられると立派な「凶器」に変わります。
自分の家のものが飛んで、よそのお宅の窓を割ってしまった…なんてことになったら目も当てられません。
「これ、飛ぶかな?」と迷ったら、とりあえず室内へ。小さな植木鉢ひとつ、あなどってはいけません。
2. 窓ガラス対策は、意外と地味だけど効く
台風で怖いのが、窓ガラスの破損です。
飛んできた物がぶつかって割れると、暴風雨が一気に室内へ。ガラスの破片も飛び散って危険です。
養生テープを「米」の字に貼っておくと、万一割れても破片の飛散を抑えられます。
雨戸やシャッターがあるお宅は、忘れずに閉めておきましょう。カーテンを閉めておくだけでも、いざという時の被害が変わります。
3. 水と食料、そして「情報のための電源」を確保
台風で停電・断水が起きることは、珍しくありません。
飲料水、レトルト食品、カセットコンロは基本装備。
そして忘れがちなのが、スマホの充電です。停電時、スマホは情報収集の生命線。モバイルバッテリーは満タンにしておきましょう。
浴槽に水をためておくと、断水時のトイレ用水として使えます。これ、地味だけどかなり役立ちます。
4. 懐中電灯は「取り出せる場所」に置いてこそ
懐中電灯、ちゃんと持っていますか? そして——それが今どこにあるか、即答できますか?
停電は、たいてい急にやってきます。真っ暗な中を手探りで探し回るのは、なかなかのホラー体験です。
台風が来る前に、懐中電灯やランタンを「すぐ手が届く場所」に出しておきましょう。電池の残量チェックもお忘れなく。
5. 側溝や排水溝の掃除で、浸水を防ぐ
家のまわりの側溝や排水溝が落ち葉やゴミで詰まっていると、雨水がうまく流れず、あっという間に道路が冠水します。
台風が来る前に、サッと掃除しておくだけで浸水リスクがぐっと下がります。
ただし、風雨が強くなってからの外での作業は絶対にNG。あくまで「来る前に、明るいうちに」がお約束です。
6. ハザードマップと避難場所を、もう一度確認
自分の住んでいる場所が、浸水しやすいのか、土砂災害の危険があるのか——ご存じですか?
台風シーズンの前に、ハザードマップで自宅周辺のリスクを確認しておきましょう。
避難が必要になったとき、どこへ、どの道を通って行くか。家族で話し合っておくと、いざという時に慌てずにすみます。
「避難は、早めが肝心」。暗くなってから、風が強くなってからの移動は危険です。
7. 「不要不急の外出はしない」勇気を持つ
最後は、いちばんシンプルで、いちばん大事なこと。
台風が接近しているときは、とにかく外に出ないこと。これに尽きます。
「ちょっとだけなら」「風、見に行こうかな」——その好奇心が、命取りになることもあります。増水した川や海の様子を見に行くのは、絶対にやめましょう。
予定をキャンセルする勇気も、りっぱな防災です。家でおとなしく、映画でも観て過ごすのがいちばんです。
まとめ:台風は「準備できる災害」
台風の最大の特徴は、「来るのが前もってわかる」こと。
だからこそ、ちょっとした準備の積み重ねが、そのまま安心につながります。
ベランダを片づけて、水をためて、懐中電灯を出して、情報をチェックする。ひとつひとつは小さなことですが、その積み重ねが、あなたと家族を守ってくれます。
台風情報や避難先の確認には、合同会社ファービヨンドの「情報共有マップくん」シリーズもお役立てください。みんなで情報を共有できる仕組みが、非常時の心強い味方になります。
次の台風の夜も、どうか穏やかに乗り切れますように。


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