うまく乗り切る 6 月の心身ケア
不定愁訴を感じたら「病院情報共有マップ」で受診先を探しましょう
はじめに
「5 月病」や「6 月病」という言葉を目にする機会がありますが、これらは医学的な正式名称ではなく、一般的な呼称にすぎません。症状の現れ方や深刻度は人それぞれで、「◯月だから必ずこうなる」と決めつけられるものではない点をご承知ください。
1. 5 月病と 6 月病 ― 似て非なるストレス反応
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4 月からの環境変化に心身が追いつけず、ゴールデンウィーク明けごろに不調が出るケースを 「いわゆる 5 月病」 と呼ぶことがあります。
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一方、同じような環境変化がきっかけでも、ストレスを抱え込んだまま時期が少しずれて症状が出る場合があり、それを 「いわゆる 6 月病」 と呼ぶことがあります。
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どちらの場合も背景には疲労やストレス、睡眠不足などが複雑に絡み合っているため、時期よりも症状の持続と重さに注目し、早めに専門家へ相談することが大切です。
2. 不定愁訴という落とし穴
以下のような症状が続く場合は、ストレスや自律神経の乱れが関係している可能性があります。放置せず、医療機関に相談しましょう。
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慢性的な疲労感
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「一晩寝れば回復する」と思っても改善しない疲れが続く
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頭痛・肩こり・めまい
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姿勢や目の使い過ぎだけでは説明がつかない痛みやふらつき
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動悸・息切れ
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軽い動作でも鼓動が速くなる、呼吸が浅くなる
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胃腸の不快感や食欲低下
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食習慣を整えても改善しないムカつきや痛み
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出勤前や登校前の強い億劫感
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仕事や学業のパフォーマンスが目に見えて落ち込む
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3. 受診の流れ
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一般内科を受診する
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貧血や甲状腺機能など身体的要因を確認します。
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心療内科/精神科へ紹介を受ける
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内科検査で大きな異常がない場合、ストレスとの関連を専門医が評価します。
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必要に応じてカウンセリングや産業医面談を活用する
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職場調整、休職・復職プラン作成まで一貫してサポートを受けられます。
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4. 「病院情報共有マップ」で迷わず受診先を探すコツ
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現在地ボタンをタップして周辺を表示
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GPS 取得ですぐに最寄りの医療機関が確認できます。
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診療科目フィルターを設定
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「内科」「心療内科」「精神科」などを選びます。
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口コミタグを活用
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「ストレスケアに理解あり」「女性医師在籍」など、自分に合った条件で絞り込みます。
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HPで空き状況をチェックしてそのまま予約
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受診後は匿名レビューで情報をシェア
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次に利用する方の判断材料になります。
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5. 自宅でできるセルフケア
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睡眠を最優先にする
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就寝 1 時間前からスマホをオフにして 7 時間睡眠を目指します。
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血糖値が安定する食事を心がける
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白米やパンだけで済まさず、タンパク質と野菜を組み合わせます。
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短時間の軽い運動とストレッチ
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1 日 5 分でも呼吸を整え、交感神経と副交感神経の切り替えを促します。
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一日一行の気分メモ
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気分や体調の変化を客観視し、悪化サインを早めに察知します。
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6. まとめ
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5 月病・6 月病という言葉はあくまで便宜的な呼称であり、症状の程度や経過は個人差が大きいです。
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原因がはっきりしない不定愁訴が続く場合は、我慢せず早めに医療機関へ相談しましょう。
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病院情報共有マップ を使えば、診療科目の選定から予約、口コミ確認までをスムーズに行えます。
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「まだ大丈夫」と思うタイミングこそ受診の好機です。専門家の力を借りながら、心身をリセットし新しい環境へ適応していきましょう。
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