梅雨が明けて本格的な暑さが近づいてきました。
最高気温が40度以上の猛暑日となった地域が出たほか、海外では50度まで上がった国もある。
熱中症の疑いの救急搬送も多いようで。総務省消防庁によると、6月17〜23日に搬送されたのは全国で1484人(速報値)。環境省と気象庁は、茨城県など4地域に「熱中症警戒アラート」を発表。熱中症の危険性が極めて高くなる暑さが予想されるとして、室内でエアコンを使うなどして過ごすよう呼びかけています。
毎年記録的な暑さを更新しているわけですが、どうして毎年暑さが更新されていくのか、不思議に思ったので調べてみました。
太平洋の熱帯地域のエルニーニョ現象
気温が上がってる原因としてエルニーニョ現象が関連していると話す研究者がいる。
エルニーニョ現象とは、南米沖で暖かい海水が海面まで上昇し、海全体に広がることで引き起こされる繰り返し起こる気象パターンのことです。
海が通常より暖かくなると、大気も暖かくなると、英エクセター大学のティム・レントン教授(気候変動専門)は話しています。
レントン教授によると、温室効果ガスによって閉じ込められた余分な熱は海面を温められる。この熱は深海に向かって下向きに混合される傾向があるが、ちょうどエルニーニョ現象のように、海流によって再び水面に戻されることもあるそうです。
こうなると海の熱が大気に流れて、気温がどんどん上がっていくそうです。
地球温暖化
みなさんも一度は聞いたことがある地球温暖化も原因の一つでもあります。
温室効果ガスの排出量は毎年増加している。増加率はわずかに減速したが、国際エネルギー機関(IEA)によると、エネルギー産業に関連した二酸化炭素(CO2)排出は昨年1%近く増えています。
化石燃料の燃焼による電気と熱の生成です。 電力のほとんどは今なお石炭、石油、天然ガスを燃やすことでつくられており、それによって二酸化炭素と亜酸化窒素が発生します。 これらは、地球を覆って太陽の熱を閉じ込める強力な温室効果ガスです。
昔から温室効果ガスの問題が嘆かれていましたが、その問題が実際に出てきているようですね。
猛暑日で起こる病気
猛暑日が続く中、起こる問題としては体調不良や病気ですよね。
脱水症
体から体液が失われて日常活動や生命維持活動に障害が生じた状態のことを脱水症と呼びます。
脱水症になると、体に必要な栄養素や酸素を取り込めなくなったり、不要になった老廃物を排出できなくなったり、体温コントロールに支障を来したりします。
熱中症
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
まとめ
猛暑、記録的な暑さが続きますが、すぐになんとかできる問題ではありません。
私たちができることとしては、熱中症、脱水症にならないために対策を立てることです。
熱中症アラートが出ている日は外出を控え、水分補給をしっかりと行いましょう。
もし、体調が悪くなってしまったら。。。
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