体調の変化を見逃さない、日常のパートナーを探しましょう。
連日続く猛暑。
「ちょっと頭がぼーっとする」「汗が止まらない」…そんな症状、軽く見ていませんか?
実はその体調不良、熱中症のサインかもしれません。
そして、そうしたときにこそ頼りになるのが、身近な「かかりつけ医」です。
◆ 熱中症、「軽症」と思っても危険なことも
熱中症は、気づかないうちにじわじわ進行することもあります。
特に高齢者や持病のある方は、軽症に見えてもリスクが高いと言われています。
「とりあえず休めば…」ではなく、
普段の体調をよく知る医師に相談できることが、安心への第一歩になります。
◆ かかりつけ医ならではの対応力
▶ 持病や薬との関係も把握
かかりつけ医は、あなたの既往歴や現在の服薬状況を把握しているため、
「この薬は脱水を起こしやすい」「心臓への負担が心配」といった判断ができます。
▶ 「これは受診すべき?」にこたえてくれる
迷ったとき、気軽に相談できる窓口があること自体が安心です。
点滴で回復する軽症のケースもあれば、専門機関へ紹介してくれることもあります。
▶ 病院につなぐスムーズな橋渡し
「このまま様子を見るのは危ない」と判断されたときも、
信頼できる医療機関への紹介がスムーズ。紹介状で負担軽減される場合もあります。
◆ 日常からつながっていることが大切
かかりつけ医は、いざというときに自分を知っている医師という安心感があります。
-
普段から自分の身体を知ってくれている
-
気軽に相談できる関係性がある
-
小さな異変も見逃さず判断してくれる
これこそが、かかりつけ医が熱中症対策でも「味方」になる理由です。
◆ 真夏こそ「かかりつけ医」と連携しよう
今年のような猛暑には、医師との日常的なつながりが命を守るカギになることもあります。
冷房・水分・塩分ももちろん大事。
そして気軽に相談できる医師がいる安心感は、それ以上かもしれません。
この夏、「熱中症になったらどうする?」の答えとして、
かかりつけ医にまず相談という選択肢を、ぜひ頭の片隅に置いてみてください。
「かかりつけ医がいない」、「救急車を呼んだ方がよいか」、「今すぐ病院に行った方がよいか」など、判断に迷ったときには、「♯7119」(又は地域ごとに定められた電話番号)に電話することで、救急電話相談を受けることもできます。
近くの病院を探せる病院・薬局情報共有口コミマップ
Web版はこちら
コメント