トイレの混雑から見えてくる課題
音楽フェスや、花火大会など、大勢が集まる楽しいイベント。
でもそこで必ず直面するのが「トイレの行列」です。長蛇の列に並びながら、「もっと数を増やしてほしい」と思った経験のある方は多いのではないでしょうか。実際、器具数の算定方法そのものを見直すことは欠かせません。
課題は女性トイレだけにとどまりません。男性用トイレでも個室利用が増えており、同じように混雑しがちです。さらに、車いすユーザーや高齢者、オストメイトが利用するバリアフリートイレも、全体設計のなかでしっかり検討することが必要です。
「数」だけでは解決しない
混雑を減らすには「数を増やす」だけでなく、スムーズに使える工夫が大切です。
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個室が狭いと動きづらく時間がかかる
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洗浄ボタンの操作が分かりにくいと戸惑ってしまう
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荷物置きやフックがないと持ち物の置き場に困る
こうした小さな不便の積み重ねが、結果的に混雑につながります。
並んでからでは遅い
一度列に並んでしまうと、別のトイレに移動するのはなかなか難しいもの。だからこそ「空いているかどうか」や「近くの別のトイレの場所」など、事前に知ることができる仕組みが大切です。
大阪・関西万博で聞いたリアルな声
大阪・関西万博で行ったヒアリングでは、車いすユーザーの方からこんな声を伺いました。
「トイレを探しても間に合う場所が見つからないことがあるので、オムツも併用しているんです」
勇気を出して共有していただいた言葉は、数の不足だけでなく、場所や情報提供のあり方にも課題があることを私たちに気づかせてくれます。当事者の深刻な悩みが社会には届いていないことも痛感しました。
トイレアプリができること
そこで注目されているのが「トイレ情報共有アプリ」です。
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場所を探せる:最寄りのトイレをすぐ検索
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混雑がわかる:リアルタイムで空き状況を確認
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設備がわかる:バリアフリー対応や荷物置きなど事前に把握
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声が届く:利用者の感想や改善点が共有される
もしこうした仕組みが整えば、列に並ぶ時間や「間に合わない」不安をぐっと減らせます。テクノロジーがトイレの未来を変える可能性は大きいのです。
トイレから未来を考える
トイレは誰もが毎日必ず利用する場所。だからこそ、イベントの困ったをきっかけに改善していくことは、社会全体の暮らしやすさにつながります。
ピーストイレジャパンの一員として、これからも利用者の声と新しい技術を取り入れながら、誰もが安心して、快適に利用できるトイレの未来を考えていきます。
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